よくあるご質問

─ FAQ

こちらでは、皆様からよく寄せられるご質問についてまとめてあります。
お問合せの前などにご参照ください。各項目をクリックすると、詳細が表示されます。
こちらにないお問い合わせにつきましては、お問い合わせのページからお送り下さい。

システム全般について

Q01

XPFMは一言でいうとどのようなシステムですか?

XP FM(CrossPoint Facility Management system:クロスポイントファシリティマネジメントシステム)は、意志決定支援FMシステムとも言うべきものです。主に地方公共団体が持つ施設の各種情報、保全に関する情報などを蓄積・管理して施設の管理、改廃や改善の方向性の検討や判断等を支援するためのデータベースシステムで、政策、財政、管財、建築(営繕)、現場の管理まで幅広く活用できるシステムです。
また、インターネットクラウドで提供されているため、各部署や現場での入力もできるとともに、委託業者などに入力作業を行ってもらうことも可能です。
蓄積されたデータに関しては、容易に出力することができるため、そのデータを活用して詳細な分析を行うことも可能です。
設計図書などからデータを入力しなければならないものと異なり、固定資産台帳や各種の伺などに記載されたデータを主に利用する、いわば、「事務職の方々が使うためのシステム」ともいえます。

Q02

どのように役立ちますか?

施設の各種情報、保全に関する情報などを蓄積・管理しているため、施設の管理、改廃や改善の方向性の検討や判断等を支援、施設毎の保全計画の立案支援、政策、財政、管財、建築(営繕)、現場の管理、また、施設カルテなどを活用して、議会、住民への説明、まち作りの検討まで幅広く活用できます。
各部署や現場で詳細な情報を入力し、施設の台帳として機能も発揮できます。
点検情報や工事履歴などの情報は、これまで散逸しまとめて確認することが難しかったものですが、それも一元的に管理可能で、点検情報などは、包括管理を行う中で委託業者などと協調しての活用もできます。
蓄積されたデータに関しては、容易に出力することができるため、そのデータを活用して詳細な分析を行うことも可能です。

Q03

どのような利用者を想定していますか?また、利用者に制限はありますか?

基本的には、公共施設マネジメントに関わる地方公共団体を想定していますが、限定しているわけではなく、民間の企業様もご利用いただけます。
また、登録する利用者(ID)数に制限はなく、価格なども変わりません。

Q04

利用するにはどのような環境が必要ですか?

インターネットに接続されたパソコン及びブラウザ(Internet ExplorerやWindows Edgeその他)が必要です。
(ご利用の団体のセキュリティ対応の状況により、制限の解除などの対応が必要な場合があります)。
LGWANでの対応も可能です。

Q05

XP FMを試しに利用してみたいのですが可能ですか?

デモ用の環境を準備しておりますので、弊社WEBからお申し込み下さい。

デモ版へのお申し込みはこちら

Q06

試験環境はどのように申し込めば良いですか?

弊社WEBから試行用ID申込のフォームに入力、お申込ください。

デモ版へのお申し込みはこちら

Q07

ネットワークのセキュリティによりデモサイトの閲覧ができません。どのようにすれば良いですか?

ご利用の団体の情報システム担当部門などにシステムのURL等をお示しの上お問い合わせ下さい。
XP FMはデータベースシステムですので、セキュリティ対策の状況によっては、XP FMのサイトへの通信を許可してもらう必要がある場合があります。

Q08

端末のパソコンの性能などはどの程度必要ですか?

通常の事務(インターネットの閲覧、メールの送受信、WordやExcelといったアプリケーションの利用)を行って問題ないレベルのものであれば、対応できると考えています。

Q09

開発はどのようにしているのですか?また、評価のロジックなどはどのようなものですか?

弊社WEBから試行用ID申込のフォームに入力、お申込ください。

JST/RISTEX BaSSプロジェクトページ

Q10

インターネットクラウドのシステムということですが、その他の提供形態はありますか?

現在はインターネットクラウド版の提供のみとさせていただいております。
LGWAN-ASP、ネットワーク接続環境が全くない環境での利用に供するオンプレミス版については、当面見合わせております。

Q11

LGWAN-ASPでの提供は行っていますか?

LGWAN-ASPでの提供は現在見合わせています。(インターネットクラウド版とは価格が異なります)

Q12

利用料金はどのくらいですか?

月額の利用料金は導入される自治体の人口規模により多少異なりますが、5-10万人の人口であれば、約10万円前後となっています。
具体的金額等についてはお問い合わせフォームか、 までお問合せ下さい。(実際の金額は販社様からのお見積もりとなります。また、LGWAN-ASPでの提供の場合は月額利用料が変わります。)

Q13

初期導入のための経費はどのくらいですか?

月額の利用料の他に、初期導入経費が必要となり、環境の構築などの経費として約100万円程度となります。
データの初期導入が必要な場合は別途お見積もりとなります。
具体的金額等については お問い合わせフォームか、 までお問合せ下さい。
(実際の金額は販社様からのお見積もりとなります。またLGWAN-ASPでの提供の場合は月額利用料が変わります。)

Q14

初期導入として設定されている以外の作業やコンサルティングの対応は可能ですか?

内容によりご相談を承ります。(ご相談の内容によっては弊社での対応が出来ないものもございます。)

Q15

実際の活用事例などを知りたいのですが、どのようなものがありますか?

公共施設等総合管理計画や個別計画の策定支援を始め、その後の公共施設の検討、施設再編や検討のための住民とのワークショップでの資料としての活用、包括管理委託において、点検情報などを記録、その他の情報と合わせての検討に活用するなどといったものがあります。

Q16

利用人数、利用端末数等に制限はありますか?

XPFMでは登録できるID(利用人数)、利用端末数に制限などは設けておりません。(実際の利用に関してネットワークや機器、サーバーの能力などによる限界はございます。)

Q17

登録する施設数などに制限はありますか?

XPFMでは登録する施設数や棟数に制限はございません。

システムの導入などに関して

Q18

システム導入までの手順はどのようになりますか?

販社様などとの契約の締結後、必要事項について申請していただき、それを元に環境を構築します。環境構築後、管理者IDを発行しますのでそれがお手元に届けばシステムの利用が可能となります。
その後は契約状況により異なりますが、弊社もしくはご利用者でのデータの投入などを行い、施設のデータベースを作成して行くことになります。
初期のデータ構築に当たっては、固定資産管理台帳のデータや施設毎の各種データ、その他が必要となります。

Q19

契約形態としてはどのようなものとなりますか?

販社様を通じてのご契約となります。契約形態についてはご相談のうえ、対応させていただきます。
委託費や使用料その他の支出項目などが考えられますので、ご相談下さい。

Q20

IDを申請時の担当者はどういった職員などが良いですか?

IDの申請(システムの利用申請)に記載する担当者は、実際にシステムを操作してIDを等を作成することに直接関わる職員の方が良いのではないかと考えております。(部署の責任者である必要はありません)

Q21

初期設定後のデータ登録はどのように行えば良いですか?

初期のデータ取込をご依頼いただいている場合は、すでに入力されたデータに詳細な情報を加えていく作業や点検、工事履歴等の情報を入力していく作業が主体となります。
環境のみの設定の場合には、一括取込機能などを利用して建物(棟)データや、固定資産台帳データ等を取り込むことから作業を始めます。

XP FMの機能等に関して

Q22

XPFMの機能はどのようなものがありますか?

主に以下のような機能となります。別途、マニュアル等資料をご参照下さい。

Q23

既存のデータの取込はできますか?

可能です。一括取込の機能があり、CSV形式のデータにより、データの入れ替え、追加などを行うことが出来ます。(現在は主に固定資産台帳、施設の情報、施設に関わるコストの情報、工事履歴情報等の一括取込が可能です)点検情報については、近日実装予定です。

Q24

点検業務などについて、自治体独自の項目などを追加して行うことは可能ですか?

現在、標準的に実装されている点検チェックシートや建築基準法第12条に定められた点検などのシートの他に独自の点検シートを作成したり、既存のシートに項目の追加を行うことが可能です。(但し、SE作業となり、個別にお見積もりが必要となります。)

Q25

LCCはどのように算出されていますか?

LCCについては、登録されたコスト情報などから、継続的に必要となる経費について、過去5年間の平均値を算出して積み上げていく方法をとっています。(詳細については実際にご利用の際に提供する手引きなどでご説明しています)

Q26

施設評価はどのように行っていますか?

施設評価については、登録されたデータや施設管理者アンケートなどの結果をもとに、様々な観点から評価のロジックを定めて12の評価を行っています。その12の評価を元に、管理者視点での「建物劣化度」「建物管理度」「運用費用度」、利用者視点での「設備管理度」「立地環境度」「施設活用度」の評価を算出し、最終的に4象限のポートフォリオに表示しています。

Q27

老朽度の表現はどのようにされていますか?

老朽度は、施設の規模と経過年数により各施設を分類し地図上に表示しています。

Q28

今後追加予定の機能について教えて下さい。

今後追加が予定されている機能は、「市民公開機能」「中長期保全計画支援機能」「施設毎のコスト比較機能」等です。また、分析や取込その他の機能の追加も予定しています。(2019年7月現在)

Q29

各施設の部位毎のコストなどについてのシミュレーションは可能ですか?

今後 追加される「中長期保全計画支援機能」により部位毎のコストのシミュレーションが可能となります。

Q30

施設カルテとは何ですか?どのような項目が表示されているのですか?

施設カルテはシステムに登録された各種の情報や評価をわかりやすくまとめて表示するもので、各施設の諸元や評価、経費、運営状況等の把握に必要な数値、稼働率やコストなどの推移グラフその他がA4の画面にまとまったものとなっています。施設の現状を把握するために有用な資料となります。

XP FMのサーバー環境、セキュリティについて

Q31

XPFMの利用しているクラウド環境はどのようなものですか?

具体的なサービス名はAmazon Elastic Compute Cloud running(AWS EC2)となります。
参考:https://aws.amazon.com/jp/ec2/

Q32

XPFMのデータに関してシステム側でのバックアップなどはどのようになっていますか?

XP FMのサービスを提供しているAWS EC2とは別に、Amazon Simple Storage Service(Amazon S3)を利用してデータベース全体のバックアップを行っています。

Q33

クラウドのサーバー設置環境はどういうものですか?

サーバーの場所については、公表されていませんが、契約が東京リージョン「Asia Pacific (Tokyo)」での契約を行っているので日本国内のいずれかの場所の十分な対策を備えたデータセンターに設置されていると考えられます。

Q34

クラウドのセキュリティはどのようになっていますか?

サービス自体は仮想的なサーバーにより提供されていますが、物理的なサーバーと同様に独立性が確保され、外部からのサーバーに対しての攻撃などについての対策も十分に行われていると認識しています。(「AWS では、お客様がセキュリティに関する政府、業界、および企業の標準や規制を満たすことができるよう、AWS クラウドインフラストラクチャが ISO 27001、SOC、PCI Data Security Standard、FedRAMP、Australian Signals Directorate (ASD) Information Security Manual、Singapore Multi-Tier Cloud Security Standard (MTCS SS 584) を含む、世界中のさまざまなセキュリティ標準の要件を満たしている」とあります。)
また、XP FMのサービスを提供しているAWS EC2とは別に、ストレージサービスである、Amazon Simple Storage Service(Amazon S3)を利用して日次でデータベース全体のバックアップを行っています。
仮にAWS EC2の方で、何らかの理由によるサービスの停止やデータの破壊などが発生した場合においても、データが保全できる体制となっています。(ただし、バックアップ後次のバックアップまでの間に追加、修正したデータに関しては、事故の際の保全はできません。AWS S3自体は高い可用性のサービスを提供しています。)

Q35

ユーザーの権限はどのようなものがありますか?

ユーザー権限については「管理者」と「一般ユーザー」に分け、一般ユーザーはユーザーの作成が出来ず、データ登録の制限を行い、不用意に大量のデータなどの変更が行われないように対策を行っています。

Q36

ユーザーのアクセスの制限はどのようになっていますか?

利用者はIDとパスワードによるアクセス管理を行い、セキュリティを確保するとともに、ユーザー権限を「管理者」と「一般ユーザー」に分け、データ登録の制限を行い、不用意に大量のデータなどの変更が行われないように対策を行っています。

Q37

パソコンとのデータのやりとりは暗号化されていますか?

XP FMのサービスの利用については、端末との間で、SSL/TLSによる暗号化通信によりデータの秘匿性を保持し、改ざんや窃取・盗聴などへの対策を行っています。

Q38

他の自治体の利用者からアクセスできない仕組みはどのようにして行っていますか?

データ自体の属性について、個別のものとしているほか、IDやパスワードなどにより、アクセスの制限を行っています。

Q39

不正アクセス対策はどうなっていますか?

Amazon Elastic Compute Cloud running(AWS EC2)のサービス自体は仮想的なサーバーにより提供されていますが、物理的なサーバーと同様に独立性が確保され、外部からのサーバーに対しての攻撃などについての対策も十分に行われていると認識しています。

Q40

アクセスログなどの記録は行っていますか?

サーバー側でのアクセスログ(IDや操作など)の記録は行っていますが、システムメンテナンス用のもので、ユーザーが参照できる機能はありません。

サポート、その他

Q41

BaSSプロジェクトとは何ですか?

通称「BaSSプロジェクト」は、JST/RISTEXの委託研究プロジェクト(「地域を持続可能にする公共資産経営の支援体制の構築」プロジェクト)で、前橋工科大学工学部准教授の堤 洋樹氏がリーダーとなっています。
このプロジェクトでは、自治体職員が多世代の住民とともに地域生活の基盤である公共資産の望ましい姿を描き、実現させる支援の仕組みを構築する。具体的には、公共資産の老朽化や利用状況の評価を基に、将来世代を見据えた公共資産経営の方向を提示し、住民や議会も含めた合意形成に繋げていく手法を開発、こうした知見を蓄積し、多様な地域を支援するプラットフォームの構築を目指すことが目的として進められていますが、それを支援するシステムとして、XPFMは配置づけられており、このプロジェクトに協力している10の自治体はシステムも利用しながらプロジェクトに協力することとなっています。

Q42

実際に利用している自治体などはありますか?

現在、沖縄県浦添市をはじめ3つの自治体が利用し、2つの自治体で導入の準備作業を進めています。また、BaSSプロジェクトの協力自治体である10の自治体でも検証が進められています。

Q43

導入に関してデモや説明をお願いしたいのですがどうすれば良いですか?

弊社WEBのフォームに入力、お申込ください。

お問い合わせフォーム

Q44

システム導入後のバージョンアップなどに別の経費が必要ですか?

バージョンアップや機能追加などについて、月額利用料以外の経費は不要です。(但し何らかの形で団体個別の機能追加を行っている場合はその限りではありません。)

Q45

マニュアルや手引きは提供されていますか?

機能説明マニュアルはログイン後のホーム画面下のボタンから最新版をダウンロード可能です。また操作の手引きについては、XP FM利用者の方々向けに、ご提供させていただいております。

Q46

サポートはどのように行われますか?

導入時には、お打ち合わせなどを行い、稼働までのサポートを行います。導入後のサポートに関しては、原則としてメールでの対応となります。(個別のサポート、研修が必要な場合は別途のお打ち合わせのうえ対応させていただきます。)

Q47

研修は行っていますか?

管理者の方への基本的な研修は導入時に行います。また、利用者の方々を対象にした集合研修などについても対応可能です。(別途お見積もりにより対応となります)

Q48

担当者からの連絡がほしいのですがどうすれば良いですか?

弊社WEBのフォームに入力、お申込ください。こちらから折り返しご連絡差し上げます。

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